続編も期待


WOWOWの「巷説百物語 狐者異」京極夏彦原作、堤幸彦演出で渡部さんとくればもう見逃す訳がありません。とはいってもウチは映らないので友人に頼んで今日見たのです。

いきなり渡部さんのヴァリトンボイスにやられました。物語は堤全開でテンポ良く進みます。原作では謎解きの部分がどの程度のウエイトを占めているかわかりませんが、アレはわかりすぎだろ。ミステリーというより妖怪モノと位置付けなのですかね?京極作品は読んでないのでそこの所がわからないのですが。ひとつのテレビ作品としてはとても楽しめました。渡部さんがかつぜつ悪くて時々何言ってるんだかわかんないのはデフォなので。吹越さんがかつぜつ良くて絡むとよけい・・なんてことは関係ないのです。身分の違いというかぎりぎりの線を越えるか越えないのかという両極端の描き方が良かった。小池さんはすごむ演技はうまかったと思う。しかしガタイがいい。渡部さんよりよっぽど強そうでした。でも渡部さんはこういう軽く見えて実は強くて熱いみたいな役をやらすとこれでもかってほどハマリますね。そして私はこれでもかってほど萌えるのです。うわ、誉めすぎか。シリーズ化してほしいです。

京極夏彦氏と屋敷豪太氏がちらりと出てましたね。太鼓を叩かせるとはやりますね。そして音楽がかっこよかった。さすが。