救いなさすぎ


永遠の仔 DVD-BOX
永遠の仔〈上〉
TSUTAYA半額レンタルで前から見たかった「永遠の仔」をまとめてどどんと。これは原作を先に読んでいたのですが、ドラマに出来るのか?と。リアルタイムで見てはいたのだけれど、最近原作を読み返したりしたら見たくなったのです。文庫化されたしね。

これは・・・・。重いの一言では片付けられませんよ。久しぶりに涙流しながら読んだ小説だったので、ドラマでがっくりするのはイヤだったのですが、原作に忠実に作っているんですね。ただ哀しいかな12回では掘り下げられない部分もあったりして。いっそのこと白い巨塔のように2クールでやってほしかった気もする。・・・いや、2クール耐えられるかわからんか(苦笑)さすがに一気に見られませんでした。小説も更に並行して読んだりして。もういっそのこと底まで沈んでやろうと。笙一郎は最後の最後あれは救いだったのだろうか。じゃなかったら辛すぎる。それぞれが罰を受ける中、まり子にはないの?全ていい思い出さえも忘れてしまうということが罰なのか?うーん。そこが解せん。しかしラスト3話くらい泣きっぱなしだったため頭痛を併発。痛ぇぇ。


ちょっと下世話な話。
ドラマでは渡部中谷コンビがケイゾクに引き続いて共演。このコンビがたまらなく好きな私はそれだけで飛びつくのですが、俳優魂というのはすごいですね。全くの別人ですよ。ベリーショートがあれだけ似合ってしまう中谷嬢。前髪を下ろしてトレンチコートに身を包む渡部氏。ただ優希の後ろを歩く笙一郎の揺れ具合(笑)手を後ろに組んで微妙に肩を揺らして歩く姿に、ほんのすこぉし真山さん感じました。やっぱりこの二人は魅せるなぁ。某2ちゃんで7月開始ドラマで二人共演説が出ていたりもしてるのですがやっぱり見たい。「ケイゾク弐」はムリだとしてもまた共演してほしいなぁ。あれやこれやの噂のせいなのか絶望視されてますが。どろっどろの復讐劇とか不倫もの・・・・はシャレにならんか。