足元がおぼつかない

ひとつ歳を重ねたというのに、相変わらずいろいろ定まらない。
目指すべき場所、とか欲しいもの、とか
このトシになってもなにひとつクリアなものなんてない気がして。

正しいキョリカンもつかめない。
近づきたいのにどこを通っていいのかわからない。
さわりたくてしかたがないのに手を伸ばせないでいる。
微妙なラインをひきつつ、アタマでっかちな妄想は続く。
たぶん明日も。明後日も。

たぶんきっとつまり

やんわりと拒絶されるイヤーな夢を見て目が覚めたら具合が悪かった。
頭がガンガンして起き上がると視界がぐるぐる廻った。

夢の中で私は彼と話をしていて、知りたくてしょうがなくて
でもそれは簡単には触れられないあることについて、
彼は驚くほどすんなり口を開いた。
私はそこから踏み込めなくなるのが怖くて聞こえないふりをしたんだと思う。
彼の言葉をキレイに忘れている。

踏み込もうとして、躊躇して
ラインを勝手に引いて飛び越えられなくなっているのも自分。
とどのつまり、私は決定的に自分に自信がないのだ。
手をつかんでもらいたくて身震いしているのに
いざとなると怖気づく。
自分に自信を持つにはどうしたらいいんだろう、なんていう
幼い問いにも答えを出せずにくすぶっている。
もう桜が咲く春なのに。

まわるまわるまわる

廻り廻ってまた元の所にってのが今のマイブーム。
いやいや、好きでやってる訳ではないのだけどね。

ゆっくりゆっくりって言う。
そんなに私はがっついているのだろうか。
落ち着いたらねって言う。
そういうことなのだろうか。

そのあたりの距離感というのがよくわからない。
もやもや腹の中でくすぶっているからうかつに口を開くと
ざばざばあふれ出して止まらなくなりそうで怖い。

だけどその時にどんな顔するのかな?とか考えるのも事実。
一度でいいから本気で向き合ってみたいと心の底から思っている。

抱き合わせなんだろう、孤独と自由は

一度完膚なきまでに叩きのめされてみたい。
そうしたらきっと目も覚めるし、次に向けるかもしれない。
なんて。
ホントはたぶんわかってる。認めたくないだけだ。
結局他人任せってことか?
覚悟できてるとか言っていてもいざとなると怖気づくんだきっと。
ぐるぐる廻るめぐるこのスパイラル。
どこにも辿りつけないで、気づくと元居た場所。
私は何処に行けるんだろう。
何処に行きたいんだろう。

2011開幕!

ついに2011シーズンがカタールロサイルサーキットにて開幕。
ナイトレースということでFPからまったく見られずにちょっぴりウラシマ。
でも赤いアイツはやっぱりかっこいい。
ただね。M1の時より走りがスムーズじゃないような。
もっとコーナーはタイトに廻っていたし、挙動も少なかったような。
とにかくスムーズってのが彼で。
それはDucatiマシンの特性なのだろうか?
それとも調子の悪い肩のせいでうまくマシンをおさえられないってこと?
これからこれから。
きっともてぎの頃にはトップ争いして魅せてくれるはず!
Forza!Valentino!!


レース前にはライダー、スタッフ全員で1分間の黙祷。
マシンにがんばろう日本ステッカーを貼ってくれていたりするライダー。
そして日本にメッセージをくれるライダー。
嬉しいね。ありがとう。